東急電鉄は2021年春のダイヤ改正において、こどもの国線を除く全線で終電時刻をで15~30分程度繰り上げる。
ホームドアなどの設備の増加に伴い必要となった、保守点検のための夜間作業時間や夜間作業に関わる要員の確保が目的。また、コロナ禍によるテレワークの普及が進んだことで、2020年度上期の輸送人員・運賃収入は前年比で約4割減少。終電時間帯の輸送人員はコロナ禍以前と比べて大幅に減少しているという。
終電繰り上げに伴う夜間作業時間は、現在の約150分から約180分に増加する見込みで、約2割向上する。
終電繰り上げに伴う夜間作業時間増のイメージ(一例) 終電時刻について詳細は、12月ごろの発表を予定している。