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グランドセイコー、服部金太郎の生誕160周年限定モデル。1,155万円。
2020年11月11日 08:00
セイコーウオッチは、グランドセイコーから、創業者である服部金太郎の生誕160周年を記念した限定モデル「SBGZ005」、創業140周年を記念した限定モデル「SBGW260」を2021年1月22日に発売する。価格はそれぞれ1,155万円(税込)、330万円(税込)。限定数はそれぞれ50本、350本。
SBGZ005は、放射模様にブランドロゴ、SDマーク(Special Dial マーク=金無垢のインデックスを採用したダイヤルに入れられるマーク)、そして秒目盛が浮かび上がり、印刷によらず立体の陰影のみで美しさと視認性を実現しているのが特徴。また、14Kホワイトゴールドでつくられたインデックスと時分針は、切削で成形した金無垢の質感が活きたシャープな形状になっている。
冷間鍛造でつくり出された稜線のプラチナケースは、平面も曲面も歪みなく磨き上げられている。風防ガラスは、複数のカーブ形状を歪みなくつなぐことで、全体に柔らかい印象を与えつつ、ダイヤルの隅々まで見える視認性の高さを実現している。
ムーブメントの受には「Micro Artist」と彫刻された18Kイエローゴールド製のワッペンが取り付けられており、このプレートを、ユーザーの希望する言葉を彫り込んだプレートと交換して渡すこともできる。50本限定で、価格は1,155万円。
ケースはプラチナ950。日常生活用強化防水(3気圧防水)を備える。ムーブメントは、キャリバー9R02。巻上方式は手巻。パワーリザーブは約84時間。本体サイズは、37.5×9.6mm(外径×厚さ、りゅうず含まず)。時間精度は平均月差±15秒。
SBGW260は、初代グランドセイコーのデザインを18Kピンクゴールドの素材で復刻したモデル。18Kゴールドをケースとインデックスに採用した。12時位置の「Grand Seiko」ロゴは浮き出し加工で仕上げ、裏ぶたから見ることのできるムーブメントの受には、服部金太郎が精工舎を設立した当時に商標として使用された丸角Sマークを刻印している。350本限定で、価格は330万円。
ケースは18Kピンクゴールド。日常生活用強化防水(3気圧防水)を備える。ムーブメントはキャリバー9S64。巻上方式は手巻。パワーリザーブは約72時間。本体サイズは、38.0×10.9mm(外径×厚さ、りゅうず含まず)。時間精度は平均日差+5～-3秒。