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7万円の軽量スマートグラス「NrealLight」。KDDI 5Gスマホで100インチ+XR
2020年11月10日 11:50
KDDIは、スマートグラス「NrealLight(エンリアルライト)」を12月1日から発売開始する。価格は69,799円(税込)で、11月11日10時から予約を受け付る。
NrealLightは、軽量かつコンパクトなデザインが特長のスマートグラスで、日本では提携関係にあるKDDIのみが販売する。メガネのように折りたため、5Gスマートフォンに接続するだけで、手軽に5GとXR技術を組み合わせた映像体験が可能となり、3m先に100インチのスクリーンが広がる。
発売を記念して、NrealLightと対応スマートフォンを購入した人を対象に、12月1日から2021年3月31日まで10,000Pontaポイントをプレゼントするキャンペーンも実施する。
スマホ接続を前提とし、従来のコンピューティングユニットを別に用意するタイプや、一体型のスマートグラスと比較し、軽量・小型化を実現。重量は約106g。対応の5Gスマートフォンは、Xperia 5 IIとGalaxy Note20 Ultra 5G。
3m先に100インチのスクリーンの映像が視聴できるほか、ブラウザをチェックしながら動画視聴などのマルチウインドウ利用も可能。加えて、周囲の視界を妨げないため自宅外でも利用可能で、没入感と手軽さを両立できるという。
解像度は1080p。対応視野角は約52度、搭載カメラは3基。スマートフォンとの接続はUSB Type-C。SLAM(自己位置推定)対応や6DoF、平面検知、画像認識などに対応する。
NrealLightには、Androidアプリケーションをグラス内で起動し、プライベートなセカンドスクリーンとして利用できる「ミラーリングモード」と、グラス内で空間上に映像を映し出す「MR(Mixed Reality)モード」を実装している。
ミラーリングモードでは、目の前に100インチ規模のプライベートな仮想スクリーンを広げられ、動画配信サービス「TELASA」「Paravi」「FODプレミアム」などのコンテンツやsmash.などの動画、ゲームなど没入感ある映像体験を可能とする。
NrealLightは、KDDIコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」で、11月11日から先行展示し、全国21カ所のKDDI直営店などでは12月1日から展示。店舗では、プライベートな大画面のスクリーンを楽しめるアプリ「Nebula」により、YouTubeやGoogle ChromeによるWebサイトの画面を、スマートグラスを通して空間上に広がる様子を体験できるという。また、ARゲーム「スペースチャンネル5 AR」なども用意する。