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ICOCA連絡定期券の発売範囲拡大。JR西・近鉄・京阪・大阪メトロ
2020年11月9日 18:34
JR西日本、近鉄、京阪、Osaka Metroの各社は12月8日より、ICOCA連絡定期券の発売範囲を拡大する。
JR西日本は、Osaka Metro全線とJR西日本の京阪神エリアの一部の連絡定期券を発売。接続駅は、新大阪、梅田・東梅田・西梅田/大阪など。区間が「Osaka Metro-JR西日本-Osaka Metro」、「JR西日本-Osaka Metro-JR西日本」となる定期券は発売しない。
Osaka Metroでは、JR西日本の連絡定期券を発売するほか、近鉄とのICOCA連絡定期券の発売範囲を拡大する。接続駅は、長田、なんば/大阪難波、日本橋/近鉄日本橋など。例えばこれまでは近鉄奈良までの連絡定期券は長田接続のみ販売していたが、なんばや日本橋などでの接続の連絡定期券でも販売する。
近鉄では、Osaka Metroとの連絡定期券を拡大するほか、京阪とのICOCA連絡定期券の発売範囲を拡大。また大阪難波駅で南海と連絡するICOCA連絡定期券を発売する。
京阪との連絡定期券については、例えばこれまでは近鉄奈良までの連絡定期券は近鉄丹波橋/丹波橋接続のみ販売していたが、鶴橋駅~JR大阪環状線~京橋駅での接続の連絡定期券でも販売する。そのほか、近鉄丹波橋/丹波橋接続についても発売範囲を拡大する。
南海との連絡定期券については、新たに大阪難波駅で接続するものを発売する。なお南海ではこのIC連絡定期券は、すでに発売されている。
京阪では、近鉄との連絡定期券を拡大するほか、Osaka Metroを経由する近鉄との接続経路のICOCA連絡定期券を発売。Osaka Metroを経由する接続は3路線で、京阪でのみ販売する。
新たに発売するOsaka Metro経由経路は、京阪(天満橋)-Osaka Metro谷町線(天満橋~谷町九丁目)-近鉄(大阪上本町)、京阪(天満橋)-Osaka Metro谷町線(天満橋~天王寺)-近鉄(大阪阿部野橋)、京阪(大江橋・淀屋橋)-Osaka Metro御堂筋線(淀屋橋~天王寺)-近鉄(大阪阿部野橋)。
なお各社の連絡定期券は、ICOCA定期券のみの販売となり、磁気の連絡定期券販売は終了する。