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「イオンタウンふじみ野」11月21日開業。クルマでピックアップ対応

イオンは、埼玉県ふじみ野市に新商業施設「イオンタウンふじみ野」を11月21日に開業する。

場所は、2012年まで操業していた日本無線埼玉工場の跡地、ふじみ野市役所に隣接する福岡地区。敷地西側を県道56号線、南側を市道206号線の幹線道路に面し、東武東上線上福岡駅から徒歩圏内で交通アクセスに優れる。

コンセプトは「Well-being Community」。健康的で豊かなくらしに寄り添い、地域の賑わいに寄与することを目指す。

地域の交流拠点としてコミュニティを育む広場や趣味と学びの空間を導入。新業態や埼玉県初となる専門店12店舗を含む約90店舗が出店し、新しい生活様式に合わせ、デジタル技術を活用した買い物体験や地産地消を推進していく。

イオンタウン初の公式アプリを11月18日より配信。12月からは専門店の商品を事前に注文・購入できるモバイルオーダーを開始する。アプリではその他、クーポン配信や、施設内の混雑状況を確認する機能などを備える。

スマホなどから商品を注文し、自宅に届けてくれる「おうちでイオン イオンネットスーパー」や、ネットスーパーで注文した商品を配送料無料で店舗で受け取れる「ピックアップ!」も対応。クルマに乗ったまま商品を受け取れる「ドライブピックアップ!」や、冷蔵・冷凍・常温に対応した完全非対面・非接触の「ロッカーピックアップ!」などにも対応し、クルマを駐車場に止めたまま商品を受け取って公園で楽しむ「Park&Pick up」を提供する。

また、従業員が商品をスキャンし、客が会計する「セミセルフレジ」や、貸出専用スマホを使って客自身が会計することでレジに並ぶ必要が無い「レジゴー」にも対応する。

イオンタウンが主体となり初めて設置するコミュニケーションスペース「cotokoto」は、キッチン、レンタルスペース、ワークスペースなど多機能な施設を複合的に配置。フリースペースの「Reception」や、電源や無線LANを備えるワークスペースの「work desk」、貸切パーティーや料理教室などに利用できるレンタルルペース「Kichen」、プロジェクターやマイク機器などを備える「Living」、少人数での打ち合わせなどに使える「rental room」を備える。

施設に隣接したコミュニティ通り沿いには、ヒマラヤ杉をシンボルツリーとして既存の樹木を生かした約1,111m2の「ヒマラヤ杉広場」を設置。子供が遊べるクッション素材の遊具やウォーキングコースのほか、キッチンカーの誘致や「cotokoto」によるイベントも開催される。パラソルヒーターも設置し、1年を通してくつろげる空間とした。

施設中央には約120m2のセントラルステージ、2階東側には約77m2のセカンドステージを配置。セントラルステージ正面には193型のサイネージを備え、パブリックビューイングによる情報発信拠点となる。

1階には「フードバザール」を設置。青果・精肉・鮮魚・輸入食品を集めた「ふじみ野マルシェ」、埼玉県初出店店舗を含む食物販店舗や新業態の飲食店など、全16店舗が出店する。持ち帰り需要だけでなく、その場で食べられるスペースも設置している。

3階には大規模フードコート「フードガレージ」を設置。ふじみ野市初出店の店舗や地元の人気店、多世代で楽める定番の店舗などを取りそろえ、様々なニーズに応える。また、窓からはふじみ野市を一望でき、景色を楽しみながら食事を楽める。

所在地は埼玉県ふじみ野市福岡2-1-6。鉄骨造3階建。敷地面積は約53,406m2。駐車台数は1,797台。駐輪台数は632台。