ニュース
三井住友銀、コンビニATM手数料を値上げ。25・26日だけ無料
2020年11月2日 18:34
三井住友銀行は、コンビニATM利用手数料を、2021年4月5日に改定する。毎月25日、26日は引き下げ、それ以外は引き上げとなる。
対象となるコンビニATMは、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM。利用の多い毎月25日、26日のコンビニATM利用手数料は、8時45分から18時が無料、それ以外の時間帯は110円となり、ともに110円の引き下げとなる。両日が土日祝日と重なる場合は、25日はその前営業日、26日は翌営業日が対象。
25日、26日以外の営業日は、8時45分から18時が220円、それ以外の時間帯は330円となり、ともに110円の引き上げとなる。
またコンビニATM時間外手数料・利用手数料を無料とする優待条件を、'21年9月より変更する。
現在は、「給与の受取」「年金の受取」「SMBCデビットの契約」「クレジットカードの利用代金引き落とし」「満15歳から24歳」「預かり資産残高が30万円以上」「Web通帳の契約」のいずれかの条件を満たしている人に対しては、月3回まで無料としている。
'21年9月以降は、「給与の受取」「年金の受取」は月2回まで無料、「SMBCデビットの利用」「クレジットカードの利用代金引き落とし」「満15歳から24歳」は月1回まで無料となる。なおクレジットカードの利用代金引き落としについては、三井住友カードもしくはSMBCファイナンスサービスが発行するカードが対象。
「預かり資産残高が500万円以上」「投資信託と外貨預金の合計残高が100万円以上」「NISA残高あり」「投信自動積立または外貨自動積立サービスの利用」のいずれか条件を満たす人は、月3回まで無料。
本支店ATM、三菱UFJ銀行店舗外ATM時間外手数料の利用は、いずれの条件でも、何回でも無料。ただし現在含まれている「SMBCデビットの契約」「預かり資産残高が30万円以上」「Web通帳の契約」は、優待条件から外れる。
非居住者円建送金手数料は200円から7,000円に引き上げ
そのほか円貨両替手数料も、'21年2月に改定。窓口での両替では現在、同行の口座を持っていれば30枚まで無料だが、最低220円の手数料がかかり、また11枚以上の場合は、口座を持っていない人と同額の手数料がかかるとともに、すべての枚数において引き上げられる。
両替機利用の場合、同行の口座を持っていれば1日1回限り無料は変更はないが、枚数は10枚までとなる。両替機専用カードの場合は1日1回無料がなくなり、500枚までが200円から400円に、500枚から1,000枚までは400円から800円に引き上げられる。
非居住者円建送金・国内外貨建送金における振込手数料も、'21年2月に改定。現在、非居住者円建送金における振込手数料は200円から800円、国内外貨建送金における振込手数料は1,000円から4,000円だが、改定後はいずれも7,000円から7,500円に引き上げられる。