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タイムズカー、企業専用車として車を利用できるカーシェアサービス

タイムズモビリティは、契約企業の駐車場に企業の専用車両としてモビリティサービス「タイムズカー」の車両を配備する新サービス「配車型カーシェアリング」の提供を開始。11月から三井住友銀行へ提供する。

配車型カーシェアリングでは、曜日限定で契約企業が指定する駐車場にタイムズカーの車両を配備。企業は専用車両として利用できる。

サービス開始の背景として、新型コロナウイルス感染症の影響による直行直帰やテレワーク、出勤場所の分散など働き方の多様化の進行を挙げる。出社人数や出勤場所に応じて必要な台数の車両が配備されるサービスは、多様で柔軟な働き方が求められる中、車両の新たな配備方法として活用できるとしている。

配車型カーシェアリングを導入する三井住友銀行ではこれまでも、営業車両のカーシェアリング車両への切り替えを順次行なっており、これまで約700台を切り替え、約1,000名の従業員が利用している。

配車型カーシェアリング導入でシェアカーをいつでも利用できるようになることから、生産性向上と、営業車両保有に伴う固定費を変動費化することによるコストの最適化を見込む。

契約する場合は、車両の配備場所となる駐車場は契約企業側で用意。また、タイムズパーキングやタイムズカーシェアなどの決済が可能な法人専用カード「タイムズビジネスカード」を、新規もしくは追加で契約する必要がある。Webによる利用予約や15分220円からの利用料金などは、タイムズカーで従来提供しているサービスと同様。