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マイナポイント申し込みは約800万。カード申請は1日6.6万件

9月にスタートした「マイナポイント」の申込みが、10月25日時点で約800万人となった。9月末時点で約660万人だったため、25日間で約140万人の増加となる。

27日の武田総務大臣が閣議後記者会見で明らかにしたもの。マイナンバーカードの申し込みも「昨年度は、1日当たり約1万件であった申請件数が、2019年9月以降は穏やかに増加に転じ、今年7月からのマイナポイント事業の申込み開始により、1日当たり約6万6千件に増加している」という。

マイナポイント事業は、マイナンバーカード普及に向けた取り組みの1つ。9月から2021年3月までの7カ月間実施され、キャッシュレス決済サービスを提供する決済事業者を通じて、チャージまたは買い物すると、25%の“プレミアム”が付与される。上限は5,000円相当。マイナポイントは予算上、4,000万人分を確保しているため、800万人の申し込みで1/5まで達したことになる。

また武田総務大臣は、マイナンバーカードの普及に向け、全国の都道府県知事、市町村長宛にマイナンバーカードの普及拡大に向け一層の取組を要請する書簡を発出。「申請促進」と「交付体制の強化」の両面から取組を強化するべく、政府の広報や未取得者へのQRコード付き交付申請書の個別送付に呼応し、商業施設等での出張申請受付や申請サポートを積極的に実施することや、交付窓口や人員の増強、土日交付の更なる実施を行なうための市町村の交付円滑化計画の改訂などを要請した。