イオン、ビッグ・エーとアコレを経営統合。小型ディスカウントストア強化

イオンは、子会社で小型ディスカウントストア事業を展開するビッグ・エーとアコレの店舗事業を吸収分割により承継し、統合すると発表した。分割予定日は2021年3月1日。

ビッグ・エーとアコレは、それぞれが首都圏においてディスカウントストア事業(DS事業)を展開しており、8月末現在で344店舗。経営統合の理由は、新しい生活様式の常態化と働き方の変化、節約志向の高まり、価格競争の激化などに対応するためで、統合により首都圏における小型のDS事業のドミナンスを加速する。

両社が一体となることで、商品仕入の集約、物流の統合、物流と連動したローコストオペレーションの水平展開、本部機能の集約など、ローコスト経営を実現。2025年度には首都圏におけるDS事業の確立と成長にむけて、500店舗体制を構築していく。