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確定申告、'21年はChromeとEdgeに対応。スマホのe-Taxも簡単に

国税庁は、2021年(令和3年1月)から確定申告作成コーナーにおけるWebブラウザ対応を強化。WindowsのGoogle ChromeとMicrosoft Edgeによるマイナンバー方式のe-Tax送信に対応する。

マイナンバー方式のe-Taxは、Windowsでは、Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chromeに対応し、Firefoxのみ非対応となる。MacはSafari、スマートフォン/タブレットはSafariとGoogle Chromeに対応する。なお、ID・パスワード方式はFirefoxでも申告可能。

スマートフォンによるマイナンバー方式のe-Tax送信も簡略化。従来はe-TaxアプリやマイナポータルAPなどのアプリをインストールする必要があったが、2021年1月からはマイナポータルAPのみで送信可能になる。また、タブレットでも、スマートフォンを併用することで、マイナンバーカード方式によるe-Tax送信に対応する。

加えて、新たにマイナポータル連携に対応。マイナポータルと確定申告書等作成コーナーを連携して利用すれば、生命保険控除証明書等の情報をまとめて取得でき、申告書に自動入力できる。

所得税の申告書の作成メニューも変更。これまで3つのルートに分かれていた所得税の申告書作成メニューが1つに統合。シンプルでわかりやすくなる。