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兼松、火や電気を使わずレトルト食品を加熱できる「防災加熱袋」
2020年10月19日 16:05
兼松は、電気や火を使わずにレトルト食品などを温められる「防災加熱袋」を発売した。発熱剤6個と加熱袋6枚のセットで、価格は1,793円(税込)。
発熱剤である生石灰と水との反応による発熱を利用し、袋の内部を約97℃に保つことができる。発熱は水を注入後20から50秒程度で始まり、約15分間加熱可能。これにより、レトルト食品や缶詰、ミルクが入った哺乳瓶、缶入り飲料なども温めることができる。
1パックに加熱袋1枚と発熱剤1個を封入。1パック1回のみ利用できる。加熱袋の底に発熱剤を置き、150mlの水を注ぐと加熱が始まる。
同社は8月に、10年間保存できるアルカリ電池「防災電池」を発売しており、本製品は防災シリーズの第2弾としている。