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グランドセイコー、最高峰の機械式ムーブメント搭載60周年モデル
2020年10月13日 13:43
セイコーウオッチは、グランドセイコーの誕生60周年記念として、2020年に発売したメカニカルキャリバー9SA5を搭載した初のステンレススチールモデル「SLGH003」を、12月11日に数量限定で発売する。価格は100万円。
「メカニカルハイビート36000 80 Hours」のキャリバー9SA5を搭載。従来のグランドセイコーに搭載されている毎時36,000振動のハイビートムーブメント(9S8系)は、最大巻上時約55時間の駆動時間だった。これに対し、キャリバー9SA5では、高効率な脱進機やツインバレル(2つの動力ぜんまい)を採用。最大巻上時約80時間駆動を実現している。
デザインは、グランドセイコーが受け継ぐ「セイコースタイル」を基本としながら、視認性や装着性を高めた、新しい時代のグランドセイコーをけん引する普遍的なデザインとしている。ケース素材はステンレススチールで、装着性を高めるために、低重心のケースデザインとし、従来のメタルバンドよりも駒の幅を広くとっている。
ダイヤルには、ブランドを象徴する「グランドセイコーブルー」を採用。秒針の鮮やかな赤色には、グランドセイコーのものづくりへの情熱を込めている。
日常生活用強化防水(10気圧防水)。巻上方式は自動巻。パワーリザーブは約80時間。本体サイズは40×11.7mm(外径×厚さ)。販売数量は世界限定1,000本。