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カシオ、初代アナログG-SHOCK「AW-500」をフルメタル化
2020年10月1日 12:03
カシオ計算機は、1989年に発売されたG-SHOCK初のアナログとデジタルのコンビネーションモデル「AW-500」のデザインを継承しつつフルメタル化した「G-SHOCK」2モデルを11月20日に発売する。価格は「AWM-500D」が66,000円、「AWM-500GD」が74,800円(税込/以下同)。樹脂モデル「AW-500E」「AW-500BB」も用意され、価格は14,300円。
初代AW-500は、「針が絶対落ちないアナログウオッチ」をコンセプトに開発されたモデル。アナログは針や歯車など細かい部品が多く、衝撃に弱いという既成概念を覆し、部品の軽量化で耐衝撃性を向上させていた。
新製品の「AWM-500D/AWM-500GD」は、「AW-500」のフォルムを引継ぎながらフルメタル化した電波ソーラー搭載モデル。初代G-SHOCKの形状をフルメタルで再現した「GMW-B5000D」(2018年)開発時に培った技術を応用し、メタルケースとベゼルの間にファインレジンを緩衝材として採り入れることでフルメタル化を実現している。
ケースからつながるバンドの駒に丸みを持たせることで「AW-500」のしなやかなフォルムを再現。ベゼルの表面処理を、ヘアラインやミラー仕上げなどパーツごとに細かく使い分けることで、メタルの質感を生かしている。
価格は、カラーがシルバー×ブラックのAWM-500D-1A、シルバーのAWM-500D-1A8が66,000円。ゴールドのAWM-500GD-9Aが74,800円。
ケース・バンド素材はステンレス。20気圧防水。タフソーラー(ソーラー充電システム)を備え、駆動時間はパワーセービング状態で約28カ月。本体サイズは51.8×44.5×14.2mm。重量は約175g。
樹脂製の復刻モデル「AW-500E/AW-500BB」も11月20日発売。オリジナルに忠実に、ブラックをベースとして、ホワイトのインデックスと分針、レッドの時針の組み合わせたモデルに加え、「AW-500」に新たな現代のアレンジを加えたオールブラック、レッドの3モデルをラインナップしている。
カラーはAW-500E-1Eがオリジナル、AW-500BB-1Eがブラック、AW-500BB-4Eがレッドで、価格は全て14,300円。
20気圧防水。電池はCR2016で、電池寿命は約7年。本体サイズは55.2×47.7×14.7mm。質量は約58g。