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Amazon Echoが球体デザインに一新。AZ1プロセッサ+音質最適化
2020年9月25日 04:01
Amazonは、スマートスピーカー「Echo」を一新し、球体デザインとなった「Echo」「Echo Dot」「Echo Dot with Clock」の3シリーズを10月22日より発売する。EchoとEcho Dotは10月22日から出荷開始予定で、価格はEchoが11,980円(税込)、Echo Dotは5,980円(同)。Echo Dot with clockは11月5日出荷開始で、価格は6,980円(税込)。
いずれも新しい球体デザインの筐体を採用し、新開発の「AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」を搭載。また、気候変動対策に関する誓約(Climate Pledge)に基づき、100%再利用のファブリックやダイカスト・アルミニウム、プラスチックを使用。パッケージは大部分が木質繊維をベースにしており、原材料は森林またはリサイクル資源から調達されている。なお、10型スクリーンの「Echo Show 10」は別記事で紹介している。
Echo
第4世代のEchoは、これまでのEchoとEcho Plusの特徴や品質をひとつに集約。空間に馴染む球体でファブリック仕上げのデザインを採用する。カラーはチャコール、グレイシャーホワイト、トワイライトブルーの3色。
3.0インチ(76.2mm)のウーファーと2つのツイーターを搭載し、Dolbyステレオサウンドに対応。最上位の「Echo Studio」と同様に、自動的にデバイスが設置された空間の音響特性を感知し、最適な音質でのオーディオ再生を微調整できるため、設置場所に合わせてリッチで細やかなサウンドで音楽再生できる。
Amazon Music、Apple Music、Spotifyなどのストリーミング再生に対応。マルチルームミュージック機能を使い、音楽やラジオなどを対応するEchoデバイスにより複数の部屋で同時に再生できる。
また、Zigbee対応のスマートホームハブを内蔵し、BLE(Bluetooth Low Energy)にも対応。機械学習の高速化に対応する、Amazon独自のプロセッサ「第1世代AZ1」(Amazon’s first-generation AZ1 Neural Edge processer)を搭載し、Amazonの推論エンジンにより、AZ1でのニューラル音声認識機能がAlexaにユーザーのリクエストをより早く伝え、Alexaがより早く応答するように働きかける(米国のみ対応)。今後は日本でも高速化された音声認識機能が提供される予定(提供開始日は未定)。
外形寸法は144×144×133mm、重量は940g。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac。3.5mmミニジャックのオーディオ出力を装備する。デバイスを利用していないときは「低電力モード」に切替え、消費電力を抑える。
Echo Dot/Echo Dot with clock
Echo DotはEchoよりコンパクトなサイズだが、球体デザインは共通。ファブリック仕上げのデザインで、「Alexaがさまざまな場所にスタイリッシュに溶け込む」としている。外形寸法は100×100×89mm。
Echo Dot with clockは、Echo Dotの機能に加え、シンプルなLEDディスプレイで時刻や気温、タイマー、アラームを簡単に確認できる。なお、Echo Dot with clockのアラームをタップしてスヌーズする機能が、EchoとEcho Dotでも利用可能になった。
米国では、パンダなどのデザインの「Echo Dot Kids Edition」も発表されたが、日本では販売していない。
