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名古屋テレビ塔エリアに「Hisaya-odori Park」。飲食店から屋外卓球台まで
2020年9月18日 13:16
三井不動産は、名古屋市久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)において、公園と商業施設が一体となった「Hisaya-odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)」を再整備し、9月18日にオープンした。
南北約1kmにわたる約54,000m2の公園の再整備と24棟の商業施設の設置を進めてきた事業。オープン後の公園は三井不動産が名古屋市から指定管理者として選定を受け、運営・管理を行なう。
日常性をテーマとしたZONE1から、名古屋の文化発信拠点をテーマとしたZONE4までの、4つのゾーンを展開、ZONE1には「ケヤキヒロバ」、「シバフヒロバ」、ZONE3には「テレビトーヒロバ」、ZONE4には「ミズベヒロバ」、「メディアヒロバ」が整備されている。ZONE2には、カフェやレストランなど飲食店が6店入るほか、アートやライトアップなどを展開する。
ケヤキヒロバは広さ約2,300m2の、ケヤキの列植に囲まれた芝生空間。朝活
やマーケットなどのイベント開催を予定している。
シバフヒロバは公園内で最も大きい芝生面積約4,000m2の空間。シバフヒロバ内には「アートベンチ」が設置されている。
テレビトーヒロバは、屋外での卓球やアウトドア体験などのスポーツコミュニケーションの場となる芝生エリア。
ミズベヒロバは、幅約10m、長さ約80mの水盤にてミスト演出を実施。夕方から夜の時間帯には、ミストとライトの演出を実施する。
メディアヒロバは、大型デジタルサイネージを設置した、イベント等による情報発信を行なえるエリア。また、メディアヒロバ内のカメラ映像をAIで解析し、防犯や事故防止に活用する検証を行なう。
園内では、ハンモックに揺られながら音楽を楽しむハンモックデイや、ファーマーズマーケット、朝活ヨガなどのイベントを開催予定。店舗によるワークショップや屋外卓球台の提供などのアクティビティも展開する。
また、パークトラックやパークワゴンが出店。パークトラックは、案内所や情報発信の機能を持つ移動式拠点であると同時に、フードやドリンクの販売なども行なう。パークワゴンは、ボードゲーム、ピクニック用のワンタッチテント、本や絵本などの貸出(有償)や、Hisaya-odori Parkオリジナルグッズの販売を行なう。
園内に出店する店舗は、限定グルメから体験アクティビティまで全35店舗で、そのうち名古屋初出店が22店舗、新業態が5店舗。
スヌーピーやウッドストックなどにちなんだフードやデザートを提供する「PEANUTS Cafe」、軽井沢で人気のカフェレストラン「Eloise's Café」、水分量100%の食パンが名物のベーカリーカフェ&ダイニング「ESPRESSO D WORKS」などが名古屋初出店となる。
そのほか、レーザーカッターや3Dプリンターなどを設置したカフェなど、体験型の店舗も出店する。
Hisaya-odori Parkのシンボルマークは、久屋の「ひ」とパークの「P」の文字形状をモチーフに、名古屋市の市章である「八」の英数字「8」の形状を「∞(無限大)」に見立て、「まちが末永く発展するように」という願いを込めたデザインとしている。
Hisaya-odori Parkの所在地は、名古屋市中区丸の内三丁目、錦三丁目 他。公園は一部施設を除き24時間開放、店舗の営業時間は10時から21時予定。