ニュース

帝都タクシー、AIドラレコ「DRIVE CHART」導入。脇見や急加速を検知

帝都自動車交通は、ドライバーの脇見や急加速を検知してドライバーと運行管理者に通知する次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」を、帝都グループタクシー737台に導入する。

DRIVE CHARTは、Mobility Technologiesが提供する、タクシーや営業車、走行距離の長いトラックといったプロの現場で使われる交通事故削減支援サービス。

従来のドライブレコーダーは録画が主な機能だが、DRIVE CHARTでは、ドライバーの脇見、車間距離不足、一時不停止、速度超過、急ハンドル、急加速、急減速、急後退といった、交通事故に繋がる可能性の高いリスク運転行動を自動検知し、運転傾向を分析。また、衝撃や衝突警報、車間距離警報などをリアルタイムでドライバー及び運行管理者に通知する。

検知項目はレポートに記録され、ドライバー自身と運行管理者は、場所と動画でリスク運転を振り返ることができる。また自動収集し集計されたDRIVE CHARTのデータから、運転特性も確認できる。

帝都自動車交通はDRIVE CHARTの導入により、客観的な危険シーンの振り返り、運転特性に応じた指導を通じて、交通事故削減の効果が期待できるとしている。