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ロボが働く未来のローソン公開。宇宙船のような店内

ローソンは、9月14日に開業する「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」内に、ロボットが働くコンビニ「ローソン Model T 東京ポートシティ竹芝店」をオープンする。開店に先駆け、店内の様子を見ることができたのでその様子をお届けする。

ローソン Model T 東京ポートシティ竹芝店は、Telexistenceが開発する遠隔操作ロボット「Model-T」が働くコンビニであることは既報の通り。店舗はTelexistenceが直接加盟店オーナーとして運営。そのため、店舗デザインは既存のローソン店舗と大きく異なり、床や壁にLEDライトが埋め込まれた宇宙船内部のような、SF的イメージに仕上がっている。

店内は床や壁、天井にLEDライトによる装飾が施されSFチックなイメージとなっている
ローソン Model T 東京ポートシティ竹芝の春日店長。制服も店舗独自のもの

Model Tは、店内バックヤードに配置され、飲料や、弁当、おにぎり、サンドイッチなどの商品陳列を遠隔操作で行なう。将来的には遠隔操作中のオペレーターとロボットの動き(商品のピッキング、配置など)のデータを蓄積し、AIに学習させることで、完全自動化の研究も進める。

一番奥のシャッターが降りている場所からModel-Tが働く様子を見学できるようになる予定

TelexistenceはNEDOと共に、人間の遠隔操作によりロボットが作業を行なう「テレイグジスタンス」技術を核とした拡張労働基盤(Augmented Workforce Platform)の開発促進事業を行なっており、Model-Tはその一環として開発されたもの。

これらにより、インターネットがあれば店舗スタッフがどこにいてもロボットを通じて就労可能な、新しい店舗オペレーションを構築する。

なお、Model-Tはファミリーマートでも8月26日から「ファミリーマートとしまエコミューゼタウン店」で、遠隔操作による飲料類の陳列業務が試験運用されている。