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ヤマト糊、2kg入り「紙ボトル」。容器をプラから紙へ

ヤマトは、補充用でんぷん糊「ヤマト糊 紙ボトル」を9月15日に発売する。価格は1,600円。

環境への配慮を図った紙製容器のでんぷん糊で、従来の「ヤマト糊 2kg」と比較し、容器のプラスチック使用量を約84%削減しているという。容器が紙製で、内面にはアルミ箔+フィルムを使用、キャップはPP、保護フィルムはPE。

キャップ等の一部にプラスチックを使用している理由は、糊という製品の特性上、気密性を保持し、安定した商品を提供するため。従来品で付属していたプラスチック製の取っ手やヘラは、廃棄物の削減を考慮し、紙ボトルでは付属していない。

ヤマト糊は、天然系の原料「植物性でんぷん」(タピオカでんぷん)を創業以来使っており、自然から生まれた地球に優しい糊とし、現在でも小学校や幼稚園、ホビー等の趣味の分野で利用されているという。なお、ヤマト糊の販売が開始されたのは1899年。