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蕨駅前に地上29階・高さ100mの複合施設
2020年9月2日 17:53
住友不動産は、JR京浜東北線 蕨駅西口の再開発事業について、再開発組合を設立したことを発表した。公共公益施設、商業業務施設および都市型住宅施設からなる複合施設を開発する。2021年7月着工、2025年1月竣工予定。
事業名は、「蕨駅西口地区第一種市街地再開発事業」。都心から約20km圏内の埼玉県蕨市に位置する蕨駅前にて、住宅、公共公益施設(図書館と行政センター)、商業業務施設を配置・集約化する。
プロムナードや広場も整備。これらを活用したイベントを誘致し、地域の人々や来街者がにぎわい、交流しやすい街並みの形成を図る。
また、江戸時代に中山道の宿場町として栄えた歴史や、成年式(成人式)の発祥地である文化など、蕨市の歴史的かつ特徴ある景観を守り、一体的な街づくりを目指す。
区域面積は約1.3ha。AエリアとBエリアの構成で、延床面積はAエリアが約23,188m2、Bエリアが約31,698m2、全体で約54,887m2。規模は、Aエリアが地上29階・地下1階、高さ99.86m、Bエリアが地上27階・地下1階、高さ95.63m。
施設用途は、Aエリアが住宅、商業業務施設、Bエリアが住宅、公共公益施設(図書館、行政センター)、商業業務施設。住宅総戸数は合計415戸。総事業費は約266億円。