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「ファミペイ」リニューアル。QR対応でファミマ以外でも使える
2020年9月1日 10:23
ファミリーマートは、バーコード決済機能付きアプリ「ファミペイ」の、サービス開始以来初となる大幅リニューアルを、9月5日に実施する。ホーム画面の表示内容がリッチになるほか、QRコードの表示・読取機能が追加される。
起動後最初に表示されるホーム画面に、クーポンや回数券といったよく使われている機能や、使うと便利な機能を集約。また、バーコード有効期限の表示が追加された。画面の下部には新商品やお得情報へのバナーを配置している。
QRコードの表示・読取機能への遷移も、ホーム画面から可能。「ファミリーマート以外で支払う」をタップすると、バーコードとQRコードが表示される。この画面から「QRを読み取る」をタップすると、QRコード読取画面が表示される。
ファミペイの決済機能「FamiPay」では、総務省の「JPQR普及事業」へ参加しており、10月以降(一部9月中旬以降)順次、ファミリーマート以外の店でFamiPay払いが可能になる。
ファミリーマート以外の店でも使いたいというニーズに応えるとともに、利用者がチャージしやすくすることが狙い。これまでの利用可能店舗はファミリーマートを中心とした16,000カ所だったが、今後は10万カ所で使えるようになる。
そのほか、クーポン一覧の表示内容を拡充。取得した各クーポンの、割引や引換といった種別のラベル付けをするほか、有効期限の迫ったクーポンを赤で強調表示する仕様に変更する。また、毎月配信されるクーポンや、スタンプの対象商品・期間を拡大。「お得いっぱいなアプリ」を目指す。
クーポンについて具体的には、ホットスナックやスイーツなどの割引クーポンを全ファミペイ会員に対し、9月から毎月複数枚配信する。
スタンプは、対象カテゴリの商品を1個購入毎に1個スタンプが押され、10個貯まると対象商品の税込100円引きクーポンに引換が可能。リニューアル後の対象カテゴリはおむすび、パン、スイーツ、中華まんで、対象カテゴリは順次拡大予定。対象期間は9月8日から2021年2月15日。
ファミペイは、2019年7月にサービスを開始。現在のダウンロード数は600万弱。