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西武鉄道、スマートコインロッカー導入。解錠・決済・鍵共有がスマホで完結
2020年8月17日 18:06
西武鉄道は池袋駅と高田馬場駅に、「空きを探す」「予約する」「鍵を共有する」などの機能を有し、スマホが鍵になるスマートコインロッカー「SPACER(スペースアール)」を、8月18日に導入する。同社駅構内での同ロッカーの導入は初。利用料金は300円から。
SPACERは、鍵の開け閉めから決済まで、すべての操作がスマホで完結するコインロッカー。iPhoneでは専用アプリ、Androidではスマホサイトから利用する。利用時には、スマホのBluetoothがオンになっていて、インターネットに接続されている必要がある。
予約せずに利用する場合は、利用したいロッカーに近づき、アプリや専用サイトで「今すぐ利用する」を選択。ロッカーの鍵を開けて荷物を預ける。取り出す際には、ロッカーに近づき、マイロッカーの「ロッカーを開ける」を選択。利用料金をクレジットカード等で支払い、ロッカーから荷物を取り出し、扉を閉める。
予約は、最大48時間前から可能。マップで予約したいロッカーを探し、「事前に予約する」から予約するロッカーを選択。ロッカーに到着したら、マイロッカーから予約したロッカーを選択して鍵を開ける。予約時には予約料金が発生する。
鍵の共有は、マイロッカーの「鍵を共有する」を選択し、鍵を共有したい相手にURLを送る。共有された相手はアプリやスマホサイトからロッカーを開けられる。
利用料金はロッカーサイズ小が300円、大が600円からで、3時間毎に課金。24時間最大料金は小が900円、大が1,200円。24時間最大料金は繰り返し適用され、継続利用回数は6回まで。
予約料金は100円で、予約後から利用料金が発生。キャンセル時はそれまでの利用料金と予約料金がかかる。
対応する決済方法はクレジットカード決済とキャリア決済。現金での支払いには非対応。
設置場所は、池袋線 池袋駅1番ホーム、新宿線 高田馬場駅ビッグボックス口(改札内)。
西武鉄道は、SPACER導入により非接触ニーズの高まりに応えるとしており、今後順次設置箇所を増やすとともに、コインロッカーを起点とした新たなサービス展開も検討する。