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メルカリとヤフオク!、うがい薬出品に注意喚起。薬機法違反
2020年8月5日 15:35
メルカリとヤフオク!は、「ポビドンヨード」が含まれるうがい薬の出品について注意喚起を行なった。
ポビドンヨードを含むうがい薬は医薬品に該当するため、医薬品医療機器等法により、行政の許可が無ければ製造や輸入、販売ができない。このため、メルカリ、ヤフオク!では元々医薬品の出品を禁止している。
ポビドンヨードを含むうがい薬については、8月4日に大阪府の吉村知事が会見で、新型コロナウイルスに対して有効な可能性があることについて言及。府民へうがいの奨励を促したことを機に、品不足が加速。同時にオークションサイトへの高額出品が相次いでいた。
この状況を受け、メルカリでは、出品を禁止している旨を注意喚起。医薬部外品のうがい薬など日用品についても、「メルカリ事務局で不適切と判断される行為」に当たると判断された場合は、商品の削除、利用停止などの措置を行なうとした。
ヤフオク!でも、医薬品の出品については発見次第削除等の対応を実施するとし、医薬部外品の出品についてもヤフオク!ガイドライン細則に乗っ取り、不適切だと判断した場合には出品削除等の措置を行なうとしている。
なお、吉村知事は8月5日に公開した自身のTwitterで「判明したのは、唾液中のコロナウイルスを減少させ、唾液PCRの陰性化を加速させること」と説明。重篤化を防ぐ効果などがあるかどうかは、今後の研究によって明らかにされることした。