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カルビー、食後用グミ「ランチグミー」。ストロングミントで口内すっきり
2020年8月3日 14:16
カルビーは、昼食後に1粒食べることで口内をすっきりさせるハードグミ「ランチグミ―」を、8月3日より数量限定で発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は200円前後(税込)。メインターゲットは男性ビジネスパーソン。
ランチグミ―のフレーバーは、食べた後に強い爽快感を得られるストロングミント味。爽快感が口内にしっかり残るように噛み応えがある硬さとしている。また、麹菌S-03株発酵大豆エキスと乳酸菌LP28株を配合している。
グミの色はカルビーのコーポレートカラーでもある赤色。昼食後1日1粒食べることを想定し、1袋7粒(21g)入りの1週間分となっている。
パッケージデザインのデザイナーには根津孝太氏を起用。メインターゲットである男性でも手に取りやすいよう、一般的なグミのパッケージとはイメージを異にした、白を基調としたシンプルなデザインを採用した。
また、パッケージの中央に二次元バーコードを配置。バーコードを読み取ることで、販売規模の拡大に向けたアンケートに回答できる。回答者の中から抽選で50名にクオカード(500円分)をプレゼント。
ランチグミ―は、消費者インタビューから顧客ニーズを探り、新コンセプト商品を生み出す社内チーム「Calbee Future Labo」が手掛けた商品。インタビューで多くのビジネスパーソンが「昼食後、歯磨きをしていない」、「昼食後に時間や習慣がない」などの声を得たことから開発に着手したという。
グミ商品の発売はカルビー初。商品名の「ランチグミー」は、一般的な「グミ」とは異なるターゲット・味覚であることから、新たなジャンル「グミー」としている。
販売は全国のカルビーアンテナショップ、東北、甲信越、首都圏エリア、広島県の一部コンビニエンスストア、駅売店等。
昼食後にオーラルケアをしている人は23.3%
カルビーは、ランチグミ―についてオンライン発表会を実施。食後習慣アンケートの結果やパッケージデザインコンセプトなどについて説明した。
男性ビジネスパーソンへのアンケートでは、78.4%の人が「口臭・体臭ケア」が必要と考えているが、毎日昼食後に歯磨きやマウスウォッシュといったオーラルケアをしている人は23.3%しかいない。理由として、「忙しい」「面倒くさい」「習慣がない」などがあるという。ランチグミ―は、こういった人をターゲットとした商品であることを説明した。
パッケージデザインについては、「女子っぽい」「子供っぽい」デザインとならず、機能性などをイメージできる白を基調としたものを採用。グミ商品はカラフルなデザインが多いことから、差別化を図り、余白を大きく取り入れている。
ランチグミ―を手掛けたCalbee Future Laboについても説明。インタビューを通して企画をし、何度も試作を作り、検証してブラッシュアップを進めることを特徴とし、また今回のような初めての試みの場合は外部委託を行ない、委託先の意見も取り入れるという。ランチグミ―に関しても、製造は外部企業に委託している。
今後のランチグミ―の展開については、アンケートの声を受けて改善を図るほか、場合によっては再度数量限定等のテストマーケティングを実施する。