Google Pixel 4a発売。42,900円

Googleは、新スマートフォン「Pixel 4a」を8月20日発売する。Googleストア価格は42,900円で、14日から予約を受け付ける。キャリアではソフトバンクが取り扱う。カラーはJet Black。

'19年発売のPixel 4(89,800円)のカメラ機能やソフトウェアなど主要な機能を引き継ぎながら、大幅に低価格化。最大24時間持続するアダプティブバッテリーや、新しいGoogle アシスタント、ヘッドフォンジャック、128GBストレージなどを搭載する。

Pixel4との主な違いは、顔認証やジェスチャー操作に使う「Soliレーダー」を省略したこととカメラの構成。Pixel4で2つだった背面カメラは1つとなり、望遠ズーム機能が省かれた。ただし夜景モードなどその他のカメラ機能は継承している。

ポートレートモード

Pixel 4a(左)とPixel 4(右)

5.81型/1,080×2,340ドットの有機EL(OLED)ディスプレイを採用。精細度は443ppiで、アスペクト比は19.5:9。ディスプレイを大型化した「XL」は用意しない。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 730G(2.2GHz+1.8GHz、64bit オクタコア Adreno 618。メモリは6GB、ストレージメモリは128GB。microSDカードスロットは備えていない。外形寸法は144×69.4×8.2mm、重量は143g。OSはAndroid 10。

背面カメラは、1,220万画素、画素サイズ1.4μm、視野77度で、光学式および電⼦式⼿ぶれ補正機能を搭載。Live HDR+、デュアル露出補正、天体写真撮影可能な夜景モード、ポートレートモード、超解像ズームなどに対応する。動画は4K/30fps、1080p(30/60/120fps)、720p(30/60/240fps)に対応する。

フロントカメラは800万画素、画素サイズ1.12μm、視野84度。動画は1080p(30fps)に対応する。

NFCとFelicaに対応し、Google Payやおサイフケータイが利用可能。センサーは、近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計などを搭載。本体背面の指紋認証センサーで画面ロックを解除できる。SIMはシングル ナノ SIMx1とeSIM。

ステレオスピーカーとマイク2基を装備。USB Type-Cを備え、18Wの充電アダプタが付属。3.5mmオーディオ ジャックも備えている。

無線LANは、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 2x2 MIMO。Bluetooth 5.0 + LEに準拠し、プロファイルはA2DP、コーデックはaptX、aptX HD、LDAC、AACをサポートする。

バッテリーは3,140mAh。よく使うアプリを認識して優先的にバッテリーを供給し、使用率の低いアプリへのバッテリー消費を減らすアダプティブバッテリーにより、最大24時間の動作が可能という。

新しいGoogle アシスタントも搭載。英語の場合は、アプリの操作やメッセージの送信などを音声で行なえる。また、専用のレコーダーアプリでは、音声を自動的に文字起こしし、録音した音声を検索できる(現在、英語のみ対応)。

また、YouTube Premium トライアルと Google Oneがそれぞれ3カ月間無料で利用可能。Google フォトに写真や動画を無制限で保存できる。

専用のファブリックケースも同時に発売。価格は5,280円。70%以上にリサイクル素材を採用し、洗濯機で洗える。

なお、2020年後半には、Pixel 4a 5GとPixel 5を発売。価格は60,500円からで、5Gを身近なものとしていく。