ニュース

Amazon、衛星通信事業に参入。3千の衛星配置目指す「Project Kuiper」

Amazonは、地球低軌道(LEO)に約3千機の衛星群を投入する衛星通信事業「Project Kuiper」を発表した。100億ドル以上の資金により衛星や地上施設を導入。米国内のブロードバンド回線が整備されていない地域でもインターネットを利用可能にする。ユーザーに直接、通信サービスを提供するほか、LTEや5Gサービスを提供するキャリアにも通信回線を貸し出す。

連邦通信委員会(FCC)の認可をうけ、3,236基の衛星を投入。地上ネットワーク施設を構築・拡張しながら、衛星のテストと製造を加速していき、既存の光ファイバーネットワークやワイヤレスネットワークの到達範囲外に低遅延のブロードバンドサービスを提供するとしている。

開発はワシントン州レドモンドに新設された研究開発施設で行なわれる。