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LINEで「トイレ予約」。横浜の相鉄ジョイナスで実証実験

相鉄ビルマネジメントは、横浜駅西口の商業施設「相鉄ジョイナス」で、予約制トイレ「QREA(クリア)」の実証実験を行なう。LINEから予約すると、予約者が利用するまでトイレがリモートで施錠され、待ち時間なく利用できる。期間は7月30日から8月30日までで、時間は14時から19時。実験中は無料で利用できる。

商業施設のトイレが混雑することに対する課題解決や、コロナ禍での密を避けるための試み。

QREAは、Duchampが開発し、「佐賀県やわらかBiz創出事業」として佐賀県が支援しているもの。「誰も漏らさずに済む世界」をコンセプトに、過敏性腸症候群(IBS)の人を主な対象として開発された製品。IBSの日本人は10人に1人、全国に1,200万人居るとされ、そうした人がトイレをスムーズに利用できるようにする。

専用の鍵とLINE公式アカウントで、トイレの検索、予約ができる。LINE公式アカウントから予約すると、リモートで施錠。予約したトイレについたらLINE公式アカウントから鍵を開け、利用できる。使用時は内側から手で施錠する。トイレの予約が無い場合は通常通り利用できる。

設置場所は、相鉄ジョイナス地下2階エレベーター前トイレ(男女各1個室)。