ニュース

SBI、ライブスター証券を完全子会社化。「ネオ証券化」推進

SBIホールディングス(SBIHD)はライブスター証券を買収する。株式譲渡実行は2020年10月1日予定。

SBIHD子会社の100%子会社で金融サービス事業の中間持株会社SBIファイナンシャルサービシーズが、ISホールディングスが保有するライブスター証券の全株式を取得。完全子会社化する。

ライブスター証券は、オンライン専業の証券会社。トレーダー層を中心に支持を得ているという。SBIグループは、ライブスター証券の完全子会社化により顧客基盤を拡大。オンラインでの国内株式取引手数料や、投資家が負担している一部費用の無料化を図る「ネオ証券化」の事業戦略をさらに推進する。

ライブスター証券においても、SBIグループのノウハウ・知見等を活用し、事業拡大を目指す。なお、ライブスター証券の外国為替証拠金取引(FX取引)事業は、9月下旬を目途に、ISホールディングスの子会社の外為オンラインに対し、会社分割(吸収分割)の方法により承継予定。