新タクシーアプリ「GO」。JapanTaxiとMOVを統合

Mobility Technologies(MoT)は、「JapanTaxi」と「MOV」の統合に伴い、新たなタクシーアプリとして、「GO(ゴー)」を9月にリリースする。GOは、全国約10万台のタクシーと提携するタクシーアプリとなる。

MoTは、JapanTaxi、MOVなどの事業統合により、4月から新体制でスタート。事業統合当初は新アプリのリリースを2020年度後半予定としていたが、コロナ禍において全国のタクシー事業が影響を受けていることから、タクシー事業全体の回復に貢献するため、エリアや機能を絞った形で先行リリースするという。リリース時のサービス提供エリアは、首都圏、京阪神を中心とした全国17エリア。

GOは、MOVをベースとしたアプリで、MOV・JapanTaxi双方の提携タクシー車両の配車注文が可能。タクシー車両とのリアルタイムな位置情報連携と配車ロジックによって、ユーザーと、近くにいるタクシー車両とのマッチング精度を向上させ、より「早く乗れる」体験を目指す。

MOV 利用イメージ

JapanTaxi 利用イメージ

リリース時のサービス提供エリアは、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、茨城、京都、大阪、兵庫、滋賀、愛知、奈良、宮城、三重、岐阜、広島、福岡。移動ニーズが高まる年末に向けて、対応エリアや機能の拡充を行なう。

GOという名称には、行く、進む、向かうといった意味に加え、「タクシーに未来を乗せて Taxi Goes Next」という、乗客から乗務員まで、サービスを使用する全ての人の笑顔や幸せなど、未来を乗せて走るという想いを込めたとしている。ロゴデザインは地球をモチーフにしている。

GOリリース後も、一定期間はJapanTaxiのサービス提供を継続。一定期間後にJapanTaxiのサービスを終了し、タクシーアプリの運営をGOに一本化する。