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Garmin、サイバー攻撃によるシステム障害から復旧開始
2020年7月28日 21:55
Garminは28日、7月23日から発生していた「Garmin Connect」などWebサービスのシステム停止からの復旧開始を発表した。システム障害の原因は「いくつかのシステムが暗号化されるサイバー攻撃」としている。
障害は、同社ウェアラブルデバイスなどと連携するGarmin Connectのほか、Garmin Golf、Garmin Dive、ConnectIQ、vivofit Jr.、LiveTrackの各プラットフォームで発生。オンラインサービスに接続できないため、「蓄積したデータが確認できない」「アップロードできない」などの問題が発生していた。
Garmin Connectは一部機能が復旧。Garmin GolfやGarmin Driveなども復旧した。詳細はGarminのステータスページで確認でき、「この数日において通常のオペレーションへ復旧することを想定している」としている。また、システムが復旧した後、過去の履歴情報を更新するため、多少の遅延が見込まれる。
なお、今回のサイバー攻撃では、利用者のデータに対して、外部からのアクセスや消失、盗難が起きた形跡は確認されていない。
FAQ
Garmin Connectは復旧中。復旧ステータスと詳細はステータスページで案内(英語)
システム停止中、Garmin Connectへのアクセスはできなかったが、アクテビティデータや健康&ウェルネスデータは、システム停止期間中でも、デバイスとGarmin Connectを同期すれば、すべてのデータがGarmin Connect上に表示されることと想定される
Garmin Payからの決済情報を含めて、すべての顧客データがアクセスされたり、消失したり盗難された形跡は確認されていない
nReachのSOSやメッセージはこのサービス停止の影響を受けておらず、MapShareウェブサイトや、email返信ページも含めて利用が可能
完全に復旧した。Garmin Piolotアプリ、flyGarmin, Connect Services, FltPlan.comすべてで復旧。Aviationシステムのステータスは、専用ページで確認できる