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三井住友カードとSBI証券が提携。クレカで投信積立やVポイント投資

三井住友カードとSBI証券は28日、個人向け資産運用サービスにおける業務提携を発表した。2021年2月以降、両社が連携したサービスを展開していく。

SBI証券は、資産運用サービスにおいて、三井住友カードのクレジットカードなどを活用してサービスを拡充。三井住友カードの顧客、特に若年層と投資初心者層にSBI証券の金融商品・サービスを提供し、顧客基盤の拡大を目指す。三井住友カードは、SBI証券と金融商品仲介サービスで提携。クレジットカード決済による投信積立サービスなど、資産運用と決済を連携させていく。

三井住友カード経由でSBI証券総合口座を開設する場合、SBI証券の投信積立サービスで三井住友カードのクレジットカード決済に対応。決済金額の0.5%分のVポイントを付与する。また、三井住友カードアプリ上でのSBI証券総合口座情報の表示や、Vポイント1ポイント=1円として、SBI証券の投資信託の買付ができる「Vポイント投資」も開始する。さらに投資信託保有残高に応じてVポイントを付与する。

すでにSBI証券口座を持っている人も、投信積立サービスにおける三井住友カードのクレジットカード決済と三井住友カードアプリでのSBI証券口座連携に対応。ただし、Vポイント投資と投資信託保有残高に応じたポイント付与は、三井住友カード経由での口座開設者のみが対象となる。

三井住友カードとSBI証券のそれぞれが属するSMBCグループとSBI グループは、4月28日に戦略的資本・業務提携を発表。今回の提携はその一環で、若年層や投資初心者への中長期的な資産形成の支援を目的とし、個人向け資産運用サービスの強化を目指す。