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Zoom、在宅ワーク用ハードウェア「Zoom for Home」
2020年7月16日 20:07
ビデオ会議サービスの米Zoom Video Communicationsは15日(現地時間)、家庭向けのリモートワーク専用ハードウェア「Zoom for Home」を発表した。第1弾となる「Zoom for Home DTEN ME」は、27型のタッチディスプレイやカメラ、マイクなどを一体化し、PC無しでZoomミーティングが行なえる。8月に発売予定で、価格は599ドル。ハードウェアの開発は米DTEN。
DTEN MEには、3つのスマートカメラと8つのマイクアレイを備え、Zoomにログインしてオンラインミーティングが行なえる。またタッチディスプレイを使ったコンテンツ共有や、インタラクティブホワイトボードなどの機能も備えている。HDMI入力も装備し、PCのセカンドディスプレイとしても活用できる。
Zoomでは、NeatやPolyなどのハードウェアソリューションと連携した「Zoom Rooms Appliances」を主に企業向けに展開していたが、家庭用のZoomハードウェアとしてZoom for Homeを開始する。
Zoom for Homeは、会社でZoomのライセンスが発行されていれば、同じアカウントで利用可能。Zoomによる通話にも対応するほか、カレンダーやミーティング設定など、パーソナライズされた設定も適用される。