Suicaをキヤノンの複合機にタッチして交通費申請

キヤノンマーケティングジャパンは、ジェイアール東日本企画とJR東日本メカトロニクスが提供する交通系ICカードを使用した交通費精算サービス「transit manager」と連携する複合機ソリューション「MEAP交通費申請」を、8月上旬より提供する。

オフィスで利用しているキヤノン製複合機のICカードリーダーに、交通系ICカードをかざすことで、カードに記録されている乗降履歴を取得して表示、印刷ができる。交通費申請時の、いつ、どこへ、どのような経路で外出したかを都度調べる手間がなくなり、申請業務にかかる負荷を軽減できるとしている。

交通費申請・精算システム等、申請フローを構築している場合での利用を想定し、確認やコピー用途で利用できるCSVファイルを、月末申請時などの必要な時にまとめてメールで受け取ることもできる仕組みとなっている。

JR東日本グループのtransit managerとの連携により、定期区間が考慮されるほか、新駅の開通や料金変更にも迅速に対応。発生した料金をそのまま印刷できるため、証憑としても有効だという。

SuicaやPASMOといった全国相互利用の10種類の交通系ICカード、および仙台エリアのicscaに対応。交通系ICカードの全国相互利用サービスが使用可能な鉄道駅とバス事業者に対応している。

MEAP 交通費申請の利用料金は月額3,000円/台。導入ユースウェア別。また、別売りオプションのICカードリーダーライターが必要。