駅直結「グランエミオ所沢」第II期が9月2日開業。エリア最大の飲食フロア

住友商事と住商アーバン開発は、両社が開発を進める「グランエミオ所沢」第II期を9月2日に開業。同時にテナント48店舗が出店する。

「グランエミオ所沢」は、西武鉄道沿線のランドマークを目指し開発した所沢駅直結の商業施設。第I期は、2018年3月に東口駅ビルとして開業し、77店舗が出店している。今回出店が決定した48店舗と合わせ、125店舗となる。

第II期では、所沢駅南口と直結する多目的スペース「セントラルプラザ」や、屋上庭園「とこにわ」、レストランスペース「とこテーブル」などが新たに設置される。

あわせて、所沢駅も新改札や橋上コンコースの新たな自由通路などを供用開始。利便性や回遊性を向上する。

「セントラルプラザ」は、大型サイネージやベンチ、Wi-Fi設備を完備した多目的スペース。駅改札口を出て真正面に位置し、シンボルツリーを中心に、吹き抜けで自然光を取り入れた開放的なオープンエリアの空間が新改札まで直結している。

沿線情報を紹介する大型サイネージやパンフレットが置けるラックも設置。地域の情報発信基地としての機能を担う。併設のイベントスペース(45m2)では、エリアの魅力を発信する行政イベントやテナント催事なども予定している。

「とこにわ」は、屋上庭園として芝生広場やベンチなどを配置した屋外広場。休憩、読書、子供の遊び場などとして利用できる。所沢駅リニューアル前に展示されていた鉄道モニュメント(レールや枕木、電車を留めるための車止めなど西武線で実際に使われていたもの)の展示も復活させ、屋外空間を活かしたイベントの開催も予定している。

「とこテーブル」は、周辺エリアで最大規模の店舗数を誇るレストランスペース。西武ライオンズによる初の公認レストラン「LIONS BUFFET BIG DINING」や、中国料理の「北京飯店」、韓国家庭料理と黒毛和牛を提供する「焼肉名菜　福寿」などの飲食店のほか、地域最大級の在庫冊数18万冊を誇る「TSUTAYA BOOKSTORE」、生活雑貨の「KEYUCA」や「3COINS」など、西武沿線初出店、所沢市内初出店の店舗が多数出展する。

所在地は、埼玉県所沢市くすのき台一丁目14番地5。敷地面積は約39,400m2、延床面積は約116,000m2。地下2階から地上5階の鉄骨造。

駐車場は494台(I期：374台、II期：120台予定）。駐輪場は1,599台(I期：829台、II期：770台予定）。