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コロナ接触確認アプリ、陽性者からの通知を7月3日から開始
2020年7月2日 19:52
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の接触確認アプリ「COCOA」で、陽性者から通知を受けられる機能を7月3日から開始する。
COCOAを利用している人が新型コロナウイルス感染症の陽性者となった場合、本人がアプリの登録画面で陽性者の登録をすると、過去14日間に接触の可能性があった人に通知できる。この陽性者によるアプリでの登録では、「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」から陽性者本人に発行する処理番号を入力する仕組みで、この処理番号の発行が、7月3日から開始される。
アプリの利用者は、7月3日から陽性者との接触の可能性について、通知を受けられるようになる。陽性者との接触を早めに把握することで、接触した人が、検査の受診など保健所のサポートを早く受けられるほか、自主隔離等の措置を取りやすくなる。なお、「接触」の定義は、「概ね1m以内の距離で、15分以上の近接した状態にあった状態」。
アプリのダウンロード数は7月2日17時時点で約499万件(iOS/Android含む)。6月19日の公開から1カ月間は試行版のため、引き続き、デザイン・機能などの修正を予定している。