三井不動産、公園一体型商業施設「RAYARD」。第1弾は渋谷宮下公園

三井不動産は、公園一体型商業施設の名称を新ブランド「RAYARD」で統一することを発表した。第1号物件として、渋谷区の宮下公園で開発が進められているミクストユース型施設「MIYASHITA PARK」の商業施設を「RAYARD MIYASHITA PARK」と命名し、7月28日より順次開業する。

「RAYARD」は、「様々なヒト・モノ・コトが交わり、それらが複層的に交わることで新しい価値が生まれる場所」という想いを込め、“層・重なり”という意味の「LAYER」に、「RAY(光)＋YARD(庭)」＝光の当たる庭という意味を重ねた造語。

RAYARD MIYASHITA PARKに続き、第2号物件「RAYARD Hisaya-odori Park」が名古屋市で9月18日に開業予定。

MIYASHITA PARKは、渋谷区立宮下公園・商業施設・ホテルを一体として開発が進められていた複合施設で、当初は6月18日の開業が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開業が延期されていた。

改めて7月28日から、RAYARD MIYASHITA PARKが、8月1日からホテル「sequence MIYASHITA PARK」が開業する。

RAYARD MIYASHITA PARKでは、7月28日から物販・サービス店舗が、8月4日からは飲食・食物販店舗が段階的に開業。施設内にはRonnie Fieg(ロニー・ファイグ)氏が手掛ける「Kith」初のインターナショナル旗艦店となる東京ストアもオープンする。

開業後は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一定の入場制限を実施。事前予約制となり、予約1回につき4名まで入場ができる。予約は7月21日から受付、先着順。各日定員に達し次第受付終了。

MIYASHITA PARKの住所は、東京都渋谷区神宮前六丁目20番10号他。JR渋谷駅より徒歩約3分。全長約330mで、敷地面積は約10,740m2、延床面積は約46,000m2。

商業棟は、南街区が1から4階、11,846m2。北街区が地下1階から地上3階、12,018m2。ホテル棟は4階から18階(240室)。

駐車場は南街区が97台、北街区が278台(内、243台が都市計画駐車場)の合計375台。