メルカリ、過去最高値は655万円の指輪。エンタメ・ホビーがレディース超え

フリマアプリの「メルカリ」は、7月2日にサービス開始7周年を迎え、記念のインフォグラフィックスを公開した。過去最も高値で売れた商品は、655万円のハリー・ウィンストンの指輪だったという。

メルカリでは、これまで「レディース」を中心としたファッションカテゴリーの構成比が高かったが、直近の1年で、本・ゲーム・おもちゃなどの「エンタメ・ホビー」カテゴリーが最も高い構成比となった。ライフスタイルの変化から、インドア向けのカテゴリーが伸張しているという。

取引ブランドランキング TOP10も発表。この1年間で最も取引されたブランドは「ユニクロ」で、買われている・売られているブランドともに3年連続で1位。2位はアップル、3位はアディダスと続く。

メルカリのサービス開始以来最も高値で売れたものは、655万円のハリー・ウィンストンの指輪。

過去1年間では、メルカリの「オフライン」の対応を強化。2019年は日本郵便との「つつメルすぽっと」実証実験、「メルカリ教室」の提供開始、コンビニエンスストアでのメルカリオリジナル梱包資材販売開始などの施策に取り組んできた。

メルカリオリジナル梱包資材の販売拠点数は全国4万拠点を超え、月間販売枚数も100万枚を突破。メルカリ教室の拠点数は333拠点に増加し、開催回数は4,800回超。2万人近くが受講した。直近では「メルカリステーション」をオープンするなど、オフラインでのタッチポイント強化を続けていく。