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自転車通勤・通学促進へ、道路整備やシェアサイクル拡大。国交省
2020年6月22日 13:51
国土交通省は18日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた「新しい生活様式」への対応の一環として、自転車通勤・通学を促進する取り組みを発表した。各都道府県・政令指定市他関係機関と連携し、企業などへの自転車通勤導入促進を図るとともに、自転車利用増に対応するための道路整備などを行なう。
企業等の自転車通勤導入の促進では、企業が円滑に自転車通勤制度を導入できるように、「自転車通勤導入に関する手引き」の活用や、チラシの配布などを行なう。手引では、・移動経路・距離の設定方法等や日によって異なる交通手段の利用の取り扱いについて、労災上の問題との関係、その対応策などを紹介。また、自転車通勤手当の設定などを案内する。
また、自転車通勤を推進する企業・団体に対する認定制度も展開。認定企業や取り組みを紹介していく。
道路整備にも着手。新しい生活様式での自転車交通量増加に対応するため、東京23区内の国道や主要都道において、自転車専用通行帯等を今年度約17km整備する。追加して、今秋までに東京23区内を対象として自転車通行空間の整備計画を策定。概ね3年で整備する予定。さらに、国で同様の整備計画を策定し、整備を推進していく。
シェアサイクルも、自転車通勤の1つの形態として拡大。公共用地等へのポートの設置促進やサイクルポートへの案内看板の設置促進などを進める。