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住所変更・住民票申請の書類記入不要に。宝塚市でスマホ申請→QR処理

手続きの流れ

NECとNECソリューションイノベータは、「書かない」「触らない」衛生的な窓口申請の仕組みを提供。行政サービスにおける新型コロナウイルス感染症対策の一環として、スマートフォン等での事前入力による申請書類作成の実証実験を、6月22日より兵庫県宝塚市で開始する。

実証実験では、NECソリューションイノベータの「NEC 窓口改善ソリューション」を活用。各種届出書をスマートフォンと非公開情報を搭載できるQRコード(SQRC)等でデジタル化する。SQRC(セキュア機能搭載QRコード)とは、コード情報に公開・非公開を設定し、読み取り情報を制限できるQRコード。

兵庫県宝塚市で対象とする手続きは、転入・転居・転出に関する届出および住民票の写しの交付請求。実施する窓口は市役所本庁窓口(窓口サービス課)。

申請者がスマートフォン等で専用のWebサイトにアクセスし、届出内容を入力すると、システムが申請情報を変換してSQRCを作成する。このSQRCを市役所に持参し、窓口の職員に読み取ってもらう。発行された帳票で申請内容を確認することで受付が完了する。なお窓口では、本人確認書類の提示が別途必要。

このシステムにより、庁内での滞在時間や記載台に触る機会の削減につながるとしている。

専用のWebサイトは6月22日に公開。実証実験は9月30日まで実施する。