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「傘のいらない関西」に。アイカサ、関西展開。阪神39駅など90カ所
2020年6月15日 15:18
傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Groupは、神戸市及び阪神電気鉄道の協力により、神戸エリア及び阪神電鉄駅構内でのサービスを開始した。関西では初。大阪ガスの協賛により、7月31日まで無料で利用できる。
対象エリアは、阪神電気鉄道の大阪梅田駅など合計39駅49カ所のほか、神戸市営地下鉄の三宮駅、和田岬駅、神戸新交通のポートライナー、六甲ライナーの6駅、神戸市庁舎など90カ所。設置場所は随時追加予定。
大阪ガスの協賛により、アイカサ利用料金「0円キャンペーン」も実施。期間は6月15日〜7月31日で、全ての関西設置エリアが対象。通常70円/24時間のアイカサが、何度レンタルしても0円になる。
今後は、大阪・京都・奈良エリアへの展開も予定。「傘のいらない関西」を目指す。
また、アイカサの活用により、実証事業から得られるデータを活用したまちづくり・地域課題の解決、市民のエコアクション促進につなげ、下記のテーマを中心に、サービス運用と効果の検証を行なう。
- まちの利便性・快適性向上による地域経済・沿線活性化
- 実証事業により得られるデータを活用したまちづくり・地域課題の解決
- 市民のエコアクション促進(環境アプリとの連携)
- 市内学生の起業・経営マインド育成
- 市内福祉作業所の参画機会提供
アイカサは、設置されたレンタルスポットの傘を借りられ、借りた場所とは別のレンタルスポットで返却可能な、傘のシェアリングサービス。現在は、渋谷や上野をはじめとした都内全域と、福岡市での展開を合わせて、スポット数は約500箇所。