SlackとAWSが戦略的提携。Slackの通話をAmazon Chimeに

SlackとAmazon Web Services(AWS)は4日、数年間にわたる戦略的イニシアチブで連携すると発表した。Slackは推奨クラウドプラットフォームとしてAWSを選定し、AWSはSlackを全社に導入した。

Slackのビデオ・音声通話「Slack Calls」を、AWSのコミュニケーションツールである「Amazon Chime」に移行。Chimeにおいて、オーディオ、ビデオ、スクリーン共有といったSlackコールの機能をネイティブで強化する。

また、SlackにAWS ChatbotやAWS Appflowを統合。SlackはAWSと提携してEnterprise Key Management(EKM)を提供し、Slackユーザーは独自の暗号キーを使ってメッセージやファイルを管理できるようにする。Slackは引き続きAWSを主要なクラウドプロバイダーとして採用していく。