Google Pixelに睡眠サポートやバッテリ最適化など新機能

Googleは、同社のスマートフォンPixelシリーズ向けに、バッテリーの最適化、快適な睡眠のサポート、緊急情報サービスなどの新機能やアップデートを順次提供開始した。

自動調整バッテリーを強化。従来も、よく使うアプリを学習し、使用頻度の低いアプリによる電池の消費を減らしていたが、新たにバッテリーが切れるまでの時間の予測に基づいてバックグラウンド動作を削減。バッテリーをより長持ちさせられるようになった。

また、時計アプリに新機能「おやすみ時間」を追加。就寝スケジュールを一定に保ち、毎晩のデバイス利用時間と睡眠のバランスを改善するのに役立つという。就寝をサポートするサウンドの設定や、就寝中の割り込みの制限のほか、設定したおやすみの時間を過ぎた後、どのアプリをどれぐらいの時間利用しているか確認できるようになる。

朝の目覚め時には、お気に入りの曲をかけたり、画面を徐々に明るくする「めざましディスプレイ」を設定できる。

Google Pixelの「緊急情報サービス」アプリもアップデート。新機能「安全確認」では、ユーザーが安全確認のスケジュールを設定でき、設定した時間になると安全確認の通知が端末に表示され、この通知に対してユーザーからの応答がない場合、事前に登録した緊急連絡先へ通知が送信される。また、「緊急事態の共有」機能を使って、事前に登録した緊急連絡先の全員に通知を一斉送信。Google マップを通じて自分の現在地を共有できるようになった。助けが必要な緊急事態や、危険な状況に直面したとき、緊急連絡先に登録されたユーザーが利用者を見つけたり、救助を要請したりしやすくなる。

「災害情報アラート」機能では、自然災害やその他の緊急情報に関する通知を受け取れるようになる。