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LINE証券、信用取引に対応

LINE証券は、信用取引の取扱いを5月21日15時から開始した。

LINE証券は、2019年7月にスタート。当初は、1株/1口単位で数百円から手軽に取引できるスマホ投資サービスとして展開してきたが、5月10日から一般的な証券会社と同様に「現物取引(100株単位)」に対応。さらに21日から「信用取引」に対応した。

LINE証券の信用取引は、返済期限等が証券取引所の規制により一律に決められた「制度信用取引」。信用取引により、自己資金の約3倍の取引が可能となるほか、証券会社から株を借りて売る「新規売り(空売り)」も行なえるようになる。なお、制度信用取引では、6カ月以内の決済が必要。

信用取引の利用には、信用取引口座の申込みが別途必要。また、最低30万円以上の委託保証金も必要となる。LINE証券の口座開設後に、メニューから追加の書類提出なしで、信用口座も開設できる。

信用口座の開設

東証に上場している約3,700銘柄を取引可能で、売買手数料は0円。「信用新規買い」「信用新規売り」「返済売り・現引」「返済買い・現渡」の取引画面から、希望に適した注文方法と数量を選び、数タップで注文が完了できる。また、TOPページやメニュー、ポートフォリオから、「保証金率」と「保有ポジション」を一目で確認できるなど、資金管理のしやすいデザインとした。