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損保ジャパンとakippa、シェア駐車場オーナーを守る保険
2020年5月18日 13:25
損害保険ジャパンは、駐車場シェアサービスakippaと共同で「駐車場シェア専用保険」を開発した。業界初の駐車場オーナーを守る保険で、貸し出しに対する不安を取り除き、オーナーとユーザー双方が安心して駐車場シェアを利用できるようにする。6月1日からakippaのサービスを利用しているオーナー所有の全駐車場に適用。オーナー、ユーザー共に保険料の負担はない。
akippaのサービスでは、万が一の事故を想定し、規約にてユーザーに自動車保険への加入を義務づけているが、通常の自動車保険を適用できないケースが発生した場合に補償を行なう保険。
事故が起こった際、利用規約に基づく当事者同士での解決が原則だが、解決できなかった場合の二次的保険として、下記の内容を補償する。
(1)物損害補償
ユーザーの行為によって駐車場を構成する壁やその他の設置物が損壊した場合の修理費を補償
(2)傷害補償
ユーザーの行為によってオーナー自身がケガした場合の治療費を補償
(3)賠償責任補償
オーナーの過失によって他人の財物の損壊やケガさせてしまい、損害賠償責任を負担しなければならない場合の賠償金等を補償
akippaは、契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫や空き地などをシェア駐車場として活用するサービス。同社では、新型コロナウイルスの影響で、通勤・通学や買い物など日常生活で車移動をする人が増加しており、保険に加入することで、ユーザー、オーナー共に不安を無くし、より多くの遊休地の活用に繋げるとしている。