新スマホ決済「ゲオペイ」。JCBのSmart Code加盟店で利用可能

ゲオ店舗と「Smart Code」加盟店で利用でき、JCB加盟店でも利用可能なJCBブランドプリペイド機能も併せ持つプリペイドサービス「ゲオペイ(仮称)」が、秋以降サービスを開始する。ゲオペイメントサービス、ジェーシービー(JCB)、大日本印刷(DNP)の3社が、ゲオペイ開始に向けた基本合意契約を締結した。

ゲオペイは、「DNPキャッシュレス決済プラットフォーム」と、JCBのQR・バーコード決済スキーム「Smart Code」を採用するゲオペイメントのバーチャルプリペイドサービス。スマートフォン上でJCBブランドのバーチャルプリペイドカードを発行。希望者には、プラスチックカード型のJCBプリペイドも発行する。

利用者は、スマートフォン上にQR・バーコードを表示してゲオグループの店舗およびSmart Code加盟店で利用できるほか、Webでは国内外のJCB加盟店で利用可能。Smart Code加盟店とJCB加盟店で利用可能なプリペイドサービスは、ゲオペイが初。なお、オンラインショッピングでは、カード番号、セキュリティコードおよび3Dセキュアを採用した認証によって決済する。

支払い方法は前払いチャージ方式で、個人情報登録の有無ならびに未成年/成年の区分によって利用限度額が設定される。

ゲオグループは、レンタルやゲーム買取販売の「ゲオ」、衣料・服飾や家具・家電の買取販売の総合リユース「セ力ンドストリー卜」など、国内で1,900店舗以上を展開し、会員数は約2,000万人。ゲオペイは、店舗およびオンライン決済の利便性とサービスの向上を目的に開始する。

DNPは、ブランドプリペイドプロセッシング(決済データ処理など)の業務実績を背景に、ゲオペイの決済データ処理、モバイルQR/バーコード決済基盤、コールセンター業務、カード製造・発行などの業務を担当する。

ゲオペイの発行会社はゲオペイメントサービス。国際ブランドはJCB。発行対象は原則として中学生以上。年会費は無料。