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シチズン、伝統技法「塵地螺鈿」で宇宙をイメージした「カンパノラ」

シチズンは、宇宙の美をコンセプトとした「カンパノラ」に、日本の伝統技法「塵地螺鈿(ちりじらでん)」細工で宇宙を表現した「エコ・ドライブ「塵地螺鈿」限定モデル(BU0024-02E)」を5月14日に発売する。限定300本で、価格は34万円。

日本の伝統技法である漆塗りに、貝の真珠層をちりばめた「塵地螺鈿」細工が施された6時位置のサブダイヤルが特徴。宇宙船の窓から眺めた漆黒の宇宙空間に輝く星空や、ムーンフェイズにより、夜空に浮かぶ月の満ち欠けを表現した。

12時位置のサブダイヤルは、古代アステカ風の文様で太陽を描き、針で日付を表示する。12時と6時のサブダイヤルを取り巻くように、電気鋳造で回転連続パターンを施し、ふたつの次元をワームホールがつなぐような世界を作り上げたという。

光発電エコ・ドライブ搭載モデルながら、文字板の見返し部分にリング状のソーラーセルを備えるため、文字板表現の自由度があがった。

ケースは、表面硬化技術「デュラテクトDLC」により、艶やかな黒に仕上げられたステンレス製。バンドはワニ革。ガラスはデュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)。文字板はブラック×ゴールド(一部漆)。

ムーブメントは、Cal.8730。バッテリ駆動時間はフル充電時約6カ月。日常生活用防水を備える。外形は、43.5×14.8mm(外径×厚み)。