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Uber Eats、医療従事者などへ4万食無償提供

Uberは、新型コロナウイルス感染症の感染者対応に当たっている医療従事者、感染拡大の大きな影響を受けている難病児の家族、貧困家族の児童を支援するため、Uber Eatsによって4万食の食事を無償提供する。同社が世界中で進めている乗車・食事を無償提供する取り組み「Move What Matters」の一環として行なわれるもの。

医療従事者へは、Uber Eatsがサービスを提供している16都道府県で内で、新型コロナウイルス感染症の対応に当たっている医療機関のうち、希望した医療機関に対して計3万食を提供。食事の配達がスムーズに行なえるよう、ナスタの置き配サービス対応保温機能付き折りたたみ宅配ボックス1,000台を希望する医療従事者に無償提供する。

ナスタの保温機能付き宅配ボックス

難病児の居る家族は、新型コロナウイルスにより既往症が悪化する可能性があるため、家族は食用品の買い物も非常に気をつける必要があり、頻度も減らしているという。こうした家族を支援するため、同社は、日本財団が支援している難病児とその家族向け施設(全国6カ所)に、5,000食の食事を提供する。

新型コロナウイルス感染拡大による休校により、児童が給食を食べる機会がなくなったことで、貧困家庭の児童の中には、食事をとる機会が減ってしまっている児童もいるという。こうした児童を支援するため、日本財団による生活困窮世帯等の児童の支援施設「第三の居場所」に通う児童とその家族向けに、5,000食を提供する。

同社はこれまでも、配達パートナーやドライバーへの経済的支援、中小規模レストランへの支援、自治体との提携によるレストラン支援及びStay Home推進、レストランに支援金を送る機能などを提供している。