リコー、フェイスシールド生産・無償提供で新型コロナ医療支援

リコーは、新型コロナウイルス感染症に対応する医療現場の支援として、フェイスシールドの生産を開始。医療機関に無償提供する。

3Dプリンターや金型を使い、4月中に1,000個、5月末までに7,000個の合計8,000個を生産。厚生労働省から感染症指定医療機関(特定感染症指定医療機関及び第一種感染症指定医療機関)として指定されている57の医療機関に対し、順次、無償提供する。生産はリコー厚木事業所で行なわれる。

英国中部の製造・事業開発拠点であるRicoh UK Productsでは、既に1週間で4万個のフェイスシールド供給を目指して生産を開始。同国のNHS(National Health Service)に提供している。その他、世界各地の拠点でも同様の取り組みを検討・展開しているという。