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コンビニ各社のコロナ対策。レジに間仕切り、立ち位置表示など
2020年4月9日 12:23
セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニエンスストア各社は、店舗における新型コロナウイルス感染拡大対策として、レジカウンターへの透明の間仕切りの設置や、レジに並ぶ際の客の立ち位置の表示などの取り組みを進める。
セブン‐イレブンとローソンでは、レジカウンターの客と従業員の間に透明のビニールシートによる間仕切りを設置。飛沫の飛散を防止する。
セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマートの3社とも、レジに並ぶ際の客の立ち位置を表示。客同士の距離を空けることによる、密集・密接場面を作らない環境作りに取り組む。またローソンでは、1m以上の間隔(ソーシャルディスタンス)を啓蒙するポスターを掲示する。
セブン‐イレブンではそのほか客同士の距離を空けるための取り組みとして、イートインコーナーの座席を間引き、席の間隔を確保する。
ファミリーマートでは「入口ドア開放」を原則、ローソンでは定期的に開放し、店内の換気を徹底するとしている。
そのほか、現金受け渡し時の接触機会削減のため、ファミリーマートでは手渡しを避け、コイントレーの使用を励行。ローソンではセルフレジやローソンスマホレジ導入店舗の拡大を急ぐ。ローソンスマホレジとは、商品のバーコードを客自身のスマホのカメラで読み取ることで店内のどこでも決済できるサービスで、現在約120店舗に導入している。
いずれも、店舗により実施状況は異なる。また各社とも、緊急事態宣言発令後も、従業員の検温などの体調管理、手洗い・消毒、うがい、マスク着用といった感染拡大防止に向けた取り組みを実施し、店舗営業を継続している。