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みなとみらい「横浜グランゲート」竣工。ソニーがカメラ部門を集約

清水建設は、横浜・みなとみらい地区で開発を進めてきたオフィスビル「横浜グランゲート」の竣工を発表した。ソニーグループによる一括賃借が決まっており、10月から順次入居が開始される。

横浜グランゲートの所在地は、横浜市西区みなとみらい5丁目1番16他。横浜高速鉄道みなとみらい線 新高島駅の直上に位置する。横浜駅とはペデストリアンデッキで接続しており、徒歩7分。

規模は地上18階、塔屋2階。敷地面積は13,503.78m2、延床面積は約10万m2

1階と2階には飲食・物販店舗、託児施設、カンファレンス施設が入居。3階から18階がオフィススペースとなり、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ(SIPS)が入居。本社(東京都港区港南)と厚木テクノロジーセンター(神奈川県厚木市)を集約する。

横浜グランゲートに集約されるのは、SIPSの民生用カメラ事業、放送・業務用製品を中心としたソリューション事業、メディカル事業。SIPSでも、非接触IC技術の「FeliCa」事業は移転しない。

オフィスは、1フロア最大約1,400坪。研究開発施設やショールーム等のニーズに対応するため、最高天井高3.5mの空間と1,000kg/m2の床荷重に耐えられるヘビーデューティーゾーン、給排水対応設備を備えた「フレキシブルフロア」を4フロア設けている。