東京都の週末外出自粛要請、商業施設なども臨時休業や営業短縮

東京都が今週末(3月28日、29日)の外出を自粛要請し、神奈川県や千葉県などの隣接する自治体も東京への外出を控えるよう呼びかけている。そうした中、商業施設や店舗でも営業を止めたり、時短営業を発表している。

対象地域の人は外出を控えるほか、必要を感じて外出した際でも店舗等が営業していない可能性がある。

デパートでは、高島屋は、日本橋髙島屋 S.C.、タカシマヤタイムズスクエア、横浜店を休業。松屋も銀座本店、浅草店などを、小田急百貨店も新宿店を臨時休業する。また、西武・そごうも時間を短縮した営業となっている。

アーバンドック ららぽーと豊洲は28日、29日に営業を停止する。としまえんや西武遊園地は28日から当面の間休業。TOHOシネマズやイオンシネマなど、首都圏の多くの映画館も週末は閉館する。

飲食でも、スターバックスが東京・神奈川・埼玉の店舗を28、29日は休業とする。さらに、30日以降も営業時間を19時までとするほか、一定の座席間を保つため減席。すかいらーくグループは、ガスト、ジョナサン、バーミヤン、夢庵、グラッチェガーデンズ、S ガストなどの東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の店舗で深夜営業を取りやめるなど、営業休止や時間変更が増えている。

外出するとしても、普段とは異なる行動が必要になるほか、来週以降も営業短縮を行なう店舗も多いので、事前に確認しておきたい。

1都4県知事共同メッセージでは、「換気の悪い密閉空間」「多くの人の密集」「近距離での会話」を避けるほか、感染者の爆発的な増加を防ぐための協力を呼びかけている